飯台とおひつの修理

飯台(寿司桶)とおひつの修理です。

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どちらも底板が割れているので
底板の交換、タガ作り直し、おひつの黒ずみの修理をしていきます。

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修理を依頼されたおひつは非常に良い材料を使用した桶でした。
一枚の板の幅がとても広く、今これ程の材を使って桶をつくると物凄い値段になってしまうような作り方の桶です。
昔は良い材となる天然木が沢山採れていたんでしょうね。

普段の修理ではここまでしませんが、非常に良い素材の桶でしたので、思い切ってバラしました。

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ばらしてから修理すると、ほぼイチから桶をつくるのと同じ手間がかかってきます。

年代物の銅タガのおひつです。
木が収縮してタガが落ちるのですが、銅タガが止まっている場所だけは水分が逃げないため、タガがかけてあった部分だけ木が元々の厚さで浮き上がっています。
こんなにも収縮するんですよ。
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この凹凸をなくす為、外側側面も削っていきます。
竹釘はしっかりしていたので、再利用しました。

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そして、出来上がった修理後がこちら。

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飯台も生まれ変わりました。

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飯台の修理 (タガ作り直し、底板取り換え) 修理代5000
おひつの修理 (タガ作り直し、底板張り替え、内面削り直し) 修理代13000

おひつは一度ばらしてから作り直したので修理代が高くなってしまいました。

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修理後のこの勇ましい姿の桶たち、この先長くお使いいただけるよう生まれ変わった立派な姿に嬉しくなりました。
修理して使い続ける、という良さを再確認致しました。

この度は素晴らしい桶を修理する機会を与えてくださり、大変有難うございました。



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寿司桶の修理。銅タガで。

ばらばらになった寿司桶の修理です。

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ばらばら。

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パズルの様に組み立てます。

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底板は新しく作り直しました。

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元々銅タガの桶でした。
修理後も銅タガをご希望でしたので、同じように銅タガで作り直しました。

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こちらの修理代 5000円です。

桶のメンテナンス

今年は有り難いことに修理の依頼が重なります。

今回は30年使った桶のメンテナンス。

30年使っても未だ現役のおひつ達です。

(before)
木が縮んでタガが緩んだ状態です。
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竹を裂いてタガを作ります。
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このサイズの桶で、こんなに長~く竹が必要なんです。
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編んだタガをはめ込んでいきます。
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出来たてはこんなに綺麗な青竹色。
月日が経つにつれ、色の変化が楽しめます。
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蓋の桟(取っ手)も新しくしました。
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(after)
出来上がりです
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桶は世代を超えて使用できる道具です。
今回タガを新しくしたことで、これからまた30年は現役で活躍出来ると思います。

桶の箍(タガ)の締め直し、張り替え
お値段ですが、30cm程の桶で2000円~になります。竹タガ、銅タガお好みでお選びいただけます。値段は同じです。

桶の修理はお客様のご希望とご予算を相談しながら進めていきます。

おひつや寿司桶など、底板が若干傷んでいても水漏が漏れたままでいいという場合は底板は換えず、タガのみ交換することも可能です。

一度ご相談くださいね。