木桶で醤油

仲間たちと醤油を作り始めて三年目。

今まではプラスチックの桶で仕込んでいました。

うちは桶屋ですので、桶で仕込みたい!
念願叶って今年は桶仕込みに挑戦することになりました。

が、色々問題が出てきます。

まず、私たちが作っている醤油づくりの方法は、戦後萩原さんという方が研究を重ねて生み出した方法で、従来の暗い場所に保存して毎日管理するのとは真逆の、太陽熱でガンガン発酵させて、醤油の管理も月一回。というやり方。

この方法で木の桶を使うのは痛手です。
なぜなら、桶は炎天下に長時間さらすと木が痩せてタガが外れ、水漏れします。

でも、お客様からこの方法で木桶で醤油出来るかな?って聞かれることがよくあるんですよね。
なのでちゃんとお答えできるよう、今年から実験してみます。

これで成功したら ♡♡♡ 
かなりまろやかな木桶仕込みの醤油になるのでは。

麹づくりのベテラン友人に手ほどきを受け(というよりほとんど友達任せ)
麹から全て手作りで挑戦しました。

原料はのぼのの大豆と土ころさんの小麦。
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麹箱に入れて温度、湿度管理
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三日後、綺麗な麹の花が咲きました!
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我が家はこの半量を仕込みます。
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できあがった麹に塩を混ぜて、水を入れて仕込み完了!
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新品の三升の木桶と、先日水漏れを直した二斗の木桶に入れました。

小さい桶と大きい桶。
新品の桶と中古の桶。

木の桶で炎天下仕込み…
実験開始です!






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桶の修理 まずは自力で

長く使っていなかった桶や古い桶、蔵から出てきた桶、

パッと見はとてもきれいで使えそう。

でも、水をはってみると、、、、


あー横から水が漏れてきた。

ってこと、よくあるんです。

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(画像は漏れた水をふき取った後です)

使えないか…。とあきらめる前に

一度ご自分で直してみてください。


①まず底を見て、底から水が漏れていないことを確認。
底から水が漏れていたら、当店へ修理のご相談を。(鴨川桶店 tel/fax 0264-46-3153)

側面からのみ水漏れしている、ということで話を進めますね。

②かまぼこ板のようなものと、木槌(金づち)を用意します。

桶を上下ひっくり返してこんな感じで
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トントンカンカン

下に下に、360度まんべんなくたたいてタガを下げます。
全てのタガを下げましょう。

天地を戻した状態です。五センチほど締まりました。
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③水を一晩入れっぱなしにして、漏れがないか確認。

漏れが止まっていれば使えます。

木の桶は経年変化でどうしても木目が痩せてきます。
木目が痩せるとタガが下がってきますので、このような定期的なメンテナンスが必要になります。

簡単なことですので、あきらめる前に一度お試しくださいね。


桶の修理

とても立派な桶です。
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タガが外れ、水漏れがするとのこと。

持ち手がある桶なので、型を作って修理します。
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タガをはめても水漏れが改善されない場合は底板などの問題があるので、取り換えた方がいいのですが、今回はタガを張り替えただけで水漏れしなくなりましたので、タガ換えのみのお直しでした。

復活。
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桶味噌作りワークショップ二回目

今回は絶好のいい天気。
屋外で開催しました!(第一回目の様子はこちら

今回は半分の方がリピーターです。

大釜の中でぐつぐつ対流し、薪のエネルギーがたっぷり入った大豆を使います。
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子どもたちは味噌切機に興味津々。
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みんなで混ぜて 
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おいしいおいしい
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みんなのエネルギーがたっぷり入った味噌。
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今回は晒と酒粕で蓋をしました。
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味噌作りのご褒美は、乳製品、砂糖不使用のおいしいおやつ!
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たかきびとキャロブのトリュフ
鳴門金時とココナッツの花巻
洋梨の高野豆腐タルト
紅梅の甘酢漬け
のぼののポップコーン
ビーズベーカリーのワッフル
オーガニックのゆで卵
庭で採れた甘夏
豆乳味噌チャイ

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差し入れもたくさん有難うございました。

去年もこのワークショップに参加してくれた方たちが、去年仕込んだ味噌を持ってきてくださったので、ミニ味比べ会も同時開催。

その①
三重県で熟成発酵。
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暖かい土地なので発酵が早い。味に丸みがあり、これぞ味噌!って味
皆おいしい~と絶賛。

その②
木曽町で熟成発酵。
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少し塩気が残っていてもうすこし熟成させたい味。極寒地だから発酵がゆっくり。

その③
うちで熟成発酵。(容器は別の桶に移し替えました)
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白みそみたいに甘い。不思議。

その他タッパーに入れて持ってきてくれたのもありましたが写真とり忘れました。

5種類の味噌、味比べ
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全部違って全部美味しい!去年のここで一緒に仕込んだ味噌です。

味比べをして出来上がりが更に待ち遠しくなる一同でした。

遠路はるばる皆さんこんな僻地に来ていただいて有難うございました。
冬の味比べが楽しみですね。



今年の我が家の味噌作り

先日の桶仕込み味噌WSで刺激を受け、家用の味噌を作りたくなった私。

今がチャンス!

この衝動を逃したらゆくゆくは腰が重くなり、結局畑仕事がひと段落した夏に味噌を仕込むことになる。ということが目に見えてるので、思ったがチャンス。

麹仕込み開始。

今回は大豆10キロ 米麹10キロで作ります。

うち用の味噌は自分で麹から作るのにこだわっています。
「手前味噌」の「手前」って、自分の家で麹を作るから手前味噌っていうのだそう。

その都度麹の出来が違うので、毎回味噌の味が違う。
だから「手前味噌」

麹屋さんで買った麹で作ると、おいしいけど大体毎年味は安定してますよね。

家の麹でつくった味噌は、辛口だったり、旨みがすごかったり、甘かったり、毎年驚くほど出来が違う。
今年の味噌は美味いね~とか、この味はあの人好きな味だよ、とか
ちょっといまひとつだからあと一年おかないと人にはあげられないね、とか

麹が出来上がるまでは本当にハラハラ、ドキドキ、
失敗したら10キロの米が無駄になってしまうし、無農薬でお米作ってくれてる友人に申し訳ない。

今年もドラマチックな麹づくりでした。

まずは10キロのお米を蒸す。
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あ、、、、雨が降ってきた
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(通り雨で良かったです)

蒸し上がったら布に広げて種麹をまぶして
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湯たんぽで保温して、調子よく麹がまわってきた。
が、三日目 温度は40度まで上がるんだけど、花が咲かない。
さてどうしようかと悩む…失敗したら怖すぎる。
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やはり木の入れ物がいいかな、と思い桶に入れる。
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温度は38-40度と変化がないけど麹の白さも変化なし。
麹の香りはするんだけど。不安不安不安!
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発熱5日目にしてあまり変化を感じず、アルコ—ルっぽい香りに変化してきたのでこの辺でやめる。
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因みに、桶仕込み味噌WSでは麹は失敗できないので麹屋さんから買いますよ。
木曽にはいい麹屋さんがあります。


大豆を蒸す。
家の蒸篭に入りきらなかったので、近所に借りてせいろ六段で蒸す。
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朝の九時から蒸しはじめ
…まだ固い

…まだ固い
…全然蒸せてないじゃないか

この前のワークショップでこのセイロでガスで蒸かして3時間で蒸し上がったのに、何故だ???
…薪だからかな? いや、でもガンガン沸騰してるぞ。


中に入れる大豆の量が多かったんかな~?

結局、蒸し上がりに10時間

次のワークショップやる前でよかった。(蒸そうと思ってたので)

よし!あとは早いぞ~
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上の子が即戦力で手伝ってくれます。
もう味噌作りはお手の物。
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三斗の桶に詰めて
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出来上がり。
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味噌作りに12時間。
予想外な一日。付き合わせた子どもたちよ、ありがとう。

この麹でこのお味噌、どんな味になるか楽しみです。

日曜は桶仕込み味噌WS開催しますよ!

鴨川桶店ホームページ
http://www.okekamo.wix.com/okekamo